仕込水
酒成分の約8割を占める仕込み水には、木曽川流水をくみ上げ使用します。軟水であり、適度なミネラルを含む木曽川の名水を一切加工せずに使用することで、口当たりが良く飲みやすいお酒が出来上がります。
お酒の原材料は水・米・麹(こうじ)と非常にシンプル。だからこそ、原材料の品質が酒の味や色を大きく左右します。
勲碧酒造では、皆様に「いつもの美味しいお酒」をお届けできるよう、厳選された素材のみ使用しております。
酒成分の約8割を占める仕込み水には、木曽川流水をくみ上げ使用します。軟水であり、適度なミネラルを含む木曽川の名水を一切加工せずに使用することで、口当たりが良く飲みやすいお酒が出来上がります。
酒米には、粘度が高く吸水性に優れている愛知県産酒造米「夢吟香(ゆめぎんが)」や岡山県産「山田錦(やまだにしき)・雄町」を使用します。精米しやすい原料米を吟味することで、ふくよかで奥ゆかしい味わいのあるお酒に仕上がります。
勲碧の酒造りへのこだわりは、「一つ一つの工程を丁寧におこなう」ことです。
少量ずつ手作業で仕込むことによって、素材の味を十分に引き出し、美味しいお酒に仕上がります。
勲碧酒造では原料であるお米を10㎏ずつに分けて洗米・浸漬をします。この工程を少しずつおこなうことで、雑味の原因となる糠(ぬか)をしっかりと落とし、米粒の中心までムラなく水を吸わせることができるため、次の工程である蒸きょうがしやすくなります。
水分を含んだ酒米を蒸気で蒸す「蒸きょう」では、和釜を使用しています。和釜で蒸すことにより、酒米に弾力が出て味わい深いお酒になります。
また、蒸米(むしまい)の冷却は、自然放冷をしています。仕込蔵に竹のござを敷きつめて、その上に飯布を敷き、所定温度まで一つ一つ手で解して放冷させています。
酒母(しゅぼ)・麹・蒸米・仕込み水を発酵させて、醪を仕込みます。一度に量を増やすと、アルコールが一気に薄まり、雑菌に汚染されやすい環境となってしまうため、少量ずつ丁寧に醸します。
また、酵母はやさしい香りと旨みを醸し出す「10号酵母」や大口町町内会と共同開発した桜酵母「五条川桜」も使用しております。
「しぼりたて」は火入れせずに出荷のため、フレッシュ感があります。数本だけの限定発売にも応じていますのでお気軽にお問合せください。
※しぼりたてで発売するお酒は、予定通り発売に至らない 場合がございます。ご了承くださいませ。
火入れ後の酒は、貯蔵タンクに入れて熟成させます。
勲碧酒造では、大型の冷蔵庫を多数設備しているため、最適な温度で保管でき、長期間美味しい状態を保ちます。
瓶詰めの際には、なるべく無垢な状態のままお客様へお届けするために、火入れの回数を減らす工夫を施しております。